アップUP通信

「花粉症」について調べてみたよ(4月号Vol.162)

みなさん、こんにちは!てんこちょです。
花粉症の方はつらい季節だと思いますが、みなさんは大丈夫ですか?
2025年は、統計開始から40年で最も早い花粉飛散が始まっています。
しかも飛散量も例年より多く特に西日本では、平年の2倍以上の花粉が飛散する地域もあるようです。
そこで今回は、「花粉症」について調べてみました!

最新の花粉飛散情報

● 飛散量
全国的に見ると、今年の花粉飛散量は平年の1.65倍と予測されています。
● 飛散時期
関西は2月下旬~4月下旬までの予想です。
●  ピーク
2月中旬から3月にかけてがピークと予想されています。

● 症状
くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、喉のかゆみ・痛み、肌荒れ、頭痛、発熱
● 花粉症になる人、ならない人の違い
遺伝的要因のほか、花粉にさらされる量生活習慣(食生活や睡眠不足・ストレス)
免疫反応(花粉に対する抗体の生成量や許容量)などが関係しますが、まずは下記の対策で予防してみましょう!

対策

花粉情報をチェック
花粉が多く飛ぶ日は不要不急の外出を控えましょう。
マスクとメガネの着用
普通のマスクやメガネでも花粉の侵入を防げます。
服装
綿やポリエステルの服が花粉の付着を防ぎやすいです。
帰宅後のシャワー
帰宅後すぐにシャワーを浴びることで、体に付着した花粉を洗い流せます。
免疫力を高める
バランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動を心がけましょう。


花粉症の症状がひどい場合は、早めに医師に相談することをお勧めします。
「花粉症シーズンは病院が混みすぎで…」と思っている方は、オンライン診療という選択肢もありますよ!

花粉症の種類と選び方

花粉症の症状を抑える薬は、①内服薬、②点鼻薬、③点眼薬の3つあります。
そのうち、②点鼻薬は鼻水やくしゃみ、鼻づまりに特化した薬であり、
③点眼薬(目薬)は目のかゆみや、充血の症状を抑える薬です。
  
一方、①内服薬は多数の種類があるため、各薬の特徴が分かりにくいですよね。
そこで、個人差はありますが、よく使われる内服薬それぞれの効き目と副作用(眠気)の
バランスを図と表にまとめました。
自分に合った内服薬を見つけてみてください!

服用回数(回/日) 自動車運転可能 市販薬あり 特徴
アレグラ 眠気が少ない薬として
使われやすい
アレジオン 喘息にも適応あり
アレロック × × 眠気が強いが効果が強い薬
として使われやすい
クラリチン 妊娠授乳中も使われやすい
ザイザル × × 眠気は少なめ
テザレックス × クラリチンの改良版
ビラノア × 最も眠気が少ないと言われる  空腹時に内服が必要
ルパフィン × × 効果が強い薬として
使われやすい

使用画像:いらすとや、イラストAC/出典:ウェザーニュース、ひまわり医院、digital clinic group等/作成:株式会社ワイドソフトデザイン

2025年4月号(アップUP通信)

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