アップUP通信

「お正月」について調べてみたよ(1月号Vol.99)

こんにちは、ふくちゃんです。
いよいよ令和最初のお正月ですね!

みなさん、お正月はどのように過ごしていますか?
旅行したり、年賀状をやめてSNSで挨拶したり、おせちは作らず購入したり・・・と、
時代とともにお正月の準備や過ごし方が変わってきているように感じます。
ふくちゃん家は両親が高齢なので、家族で過ごすお正月にあまり変化はありませんが、
今年初めておせちを買ってみました!
父は「おせちを買うなんて!!」と抵抗しておりましたが、母は大喜び。
さて、今回は「そもそも、お正月ってなんで休みなの?何のためにある日なの?」という疑問から、
基本的なことを調べてみました。

「正月」「三が日」「松の内」の意味の違い

「正月」とは

お正月とは、新しい年の始まりに「年神様(歳神様)」を迎える行事です。

「年神様」は、各家に1年の実りと幸せをもたらすために降りてくる“新年の神様(ご先祖様含む)”です。

昔は1月すべてがお正月でしたが、現在では、1月1日~7日までを「大正月(おおしょうがつ」7日から15日までを「小正月(こしょうがつ)」と呼びます。

三が日は、家に帰るぞーー!

でも、いつ帰るかわからないので、なるべく家を空けずに家の中で 待ってて欲しいのじゃ。 目印の門松もよろしくなのじゃ。

「三が日」とは

三が日とは、元旦からの3日間のことで、新年を祝う期間です。

なぜ3日間なのか?ですが、3日に天皇が皇位の始まりを祝う「元始祭(げんしさい)」が行われるため、1日と2日も含めて3日間を祝日にした説が有力です。

他に、日本人は「3」という数字を、縁起がいい数字としてきたことから、1年の最初の3日間を三が日にしたという説もあります。

 

「松の内」とは

松の内とは、年神様が家にいらっしゃる期間のことです。 元旦から始まり、関東は1/7まで、関西では1/15まで。

年神様は門松を目印に各家を訪れ、鏡餅に宿って過ごされます。

松の内が終わることを松が明けるといい、年神様が元いた山に戻られるので、正月飾りも外します。

鏡開きは、松が明けた後に行います。

関東では1/11、関西では1/20ですが、 最近は関西でも1/11に行いますよね。

(ワイドも1/11です)

神様が宿って いる鏡餅を割って食べていると考えると ・・・

いいのかなぁ?

お正月のタブー

お正月(三が日)には「してはいけない」と言われていることがあります。

所説ありますが、調べてみるとなかなか面白いです!

  • 「掃除をする」 神様や福を掃き出す行為
  • 「水を使う」 神様を水に流す行為
  • 「洗濯をする」 ()を洗い流す行為
  • 「火を使う」 かまどの神様が怒る (正月ぐらい休みたい)
  • 「灰汁を出す」 悪く(あく)を出している
  • 「刃物を使う」 縁が切れる 怪我したら大変刃物の神様も休みたい
  • 「お金を使う」 お金が貯まらない 1年になるただし、お賽銭はOK!)
  • 「喧嘩をする」 争いごとは悪い運気を 植えつける
  • 「妻を働かせる」 カミさん(神様)を働かせるなんてもってのほか!
本来のお正月はこの世に生きている人と 神様とが一緒に過ごす期間なんだニャー

だから、「おせち」

おせちは保存が効くものばかりですよね。

これは上記の「お正月のタブー」に関係していると 考えられ、三が日に主婦を家事から解放するためだと言われています。

また、おせちは年神様への供え物であり、家族の繁栄を願う家庭料理でもあります。

「福を重ねる」「めでたいことが重なる」ようにと願いをこめて重箱に詰めます。

心のこもったおせち、大事に食べたいですね。

以上、お正月について調べてみました!

来月もお楽しみに♪

 

2020年もよろしくお願いいたします!

みなさまにとって、素敵な一年になりますように。

 

出典:イラストくん、いらすとん、イラストレイン、看護ROO!、携帯知恵袋、HANAMARU、Style Knowledge、All About

作成:株式会社ワイドソフトデザイン

2020年1月号(アップUP通信)

 

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