こんにちは、ふくちゃんです。
みなさんは、何色が好きですか?
なぜ、今日、その色の服を選びましたか?
好きな色だから?自分に似合っているから? なんとなく?
ふくちゃんは、好きな色はブルー系やグリーン系ですが、洋服や小物はなぜか赤やピンクが多いです。(誰が興味あんねん!)
私たちの生活には「色」があふれています。
もしかしたら、私たちは無意識に色に誘導されているのかもしれません。
色の正体
色ってなんだろう?と考えたことはありますか?
色とは、一言で言うと「電磁波」です。
電磁波は目に見えず、色は目に見えるので、同じものとは思えないですよね。
人間の目で感知できる波長のものが光として認識され、可視光線(電磁波の380nm~780nm)が色の世界です。
目に見える紫色の隣(紫の外側)には紫外線があり、目に見える赤色の隣(赤の外側)に赤外線があります。
つまり、色は目に見える電磁波と言えるのです。
赤い色を見ると暖かく感じるのは、 赤外線と波長が近いからだよ! |
ふくちゃんは、「私が赤色だと思っている色は、もしかして他の人には青色なんじゃないだろうか」と、ぼんやり考えることはあります。
確かめる方法がないので、一生謎のままなのですが。
色が持つ不思議な力と効果
二つの部屋を見比べてください。
なんとなく、赤いソファに冬を感じたり、青いベッドは涼しそうに感じることはありませんか?
研究により、色は人体の中枢神経系に影響を与えることが分かっています。
驚くべきことに、視覚に障害があり色の認識が出来ない人にも、色による影響が現れます。
色は目から脳へのルートだけでなく、皮膚も色を認識し、色の影響を身体に伝えているのです(個人差があります)。
「大きさ」「重量」の効果
同じ重さのものを持ち比べると、明るい色ほど軽く、暗い色ほど重く(ブラックはホワイトの1.87倍)感じます。
また、明るい色は大きく見え、暗い色は小さく見えます。
「時間」の効果
暖色(赤みの多い色)の部屋での1時間は実際より長く(75~80分)感じ、
寒色(青みの多い色)の部屋だと早く(40~45分)感じます。
時間が長く感じる上に食欲が増加するレッドは、飲食店でよく使われています。
「距離」の効果
暖色は「進出色」で、寒色は「後退色」です。
実際の位置よりも後ろ(遠く)に錯覚するブルーの車は、事故率が高いと言われています。
「温度」の効果
暖色は暖かく、寒色は寒い・涼しいと感じます。
暖色と寒色では心理的な温度感が3℃違うと言われ、中性色(パープル系)は温度を感じにくい色とされています。
赤いウエアで運動すると燃焼率があがるそうですよ。
暑がりな人は、部屋を青いものだらけにしてはいかがでしょうか?
色が与える影響
色は人々にパワーと癒しを与えてくれます。
特定の色を身につけたり見たりすると、その影響を受けて行動することがあります。
もちろん個人差はありますが、参考にしてはいかがでしょうか。
アイデアが欲しい時は、ひらめきのイエローの小物を持つ
謝罪をするときは、相手が諦めたり許す心境になれるグレーの服を着る
喧嘩をした時は、短時間に言いたい事が言えるレッドを目に見えるところに置く
仲直りをしたい時は正直に言えて素直に謝れるホワイトを身につける
若々しさが欲しい時はやる気と活力を与えるイエローグリンを洋服の刺し色に
<色がチャクラを活性化させる>
人間の体には「チャクラ」と呼ばれるエネルギーの出入口があると言われています。
下の図のようにチャクラは全身に7つあり、それぞれに色があります。
エネルギーがチャクラをスムーズに出入りしていると健康で、チャクラの状態が整っていないと不調が生じます。
よくしたいチャクラの色を意識して身につけたり食べたりすると自然治癒力が高まるそうです。
頭痛がひどい時は紫色のハチマキを巻いたら治るかも?
2021年3月号(アップUP通信)使用イラスト:イラストレイン、イラストストック、Frame illust、シルエットAC 、イラストAC
出典: リオデザインフラワーアカデミー 作成:株式会社ワイドソフトデザイン